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南港ウォーターフロント地区、地価上昇の勢い続く
新港湾施設の整備と関西空港への高速フェリー路線開通が追い風となり、大阪湾南部の臨海エリアに投資家の注目が集まっている。
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新港湾施設の整備と関西空港への高速フェリー路線開通が追い風となり、大阪湾南部の臨海エリアに投資家の注目が集まっている。
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大阪市南港ウォーターフロント地区の不動産価格は2026年6月時点で前年比14%上昇し、平均坪単価(1平方メートル当たり)は42万8,000円に達した。
この上昇は、昨年3月に完了した南港フェリーターミナル第2期拡張工事と、関西空港まで所要時間28分に短縮された高速直通航路の開設を受けたものだ。地元の不動産業者によると、購入問い合わせに占める大阪市中心部(各区)からの買い手の割合は、2024年の19%から38%へと急増しており、通勤時間の短縮に加え、ベイエリアのオフィス賃料が梅田と比べて30%程度割安な点も後押しとなっている。
現在の需要拡大を牽引するのは主に2つの事業だ。大阪港湾局が2025年4月に築港3丁目で開業した「南港ロジスティクスパーク」は、延べ4万2,000平方メートルの倉庫スペースを新設し、現在は3つの海運会社に賃貸されている。一方、住之江区役所は「南港グリーンコリドー」計画を始動させ、既存の南港公園と新設フェリー埠頭の間の約1.2キロメートルにわたる臨海プロムナードへの植樹整備を進めている。これらの施設が立地する1.8キロメートルの埋め立て地には、海遊館(大阪アクアリウム)や南港卸売市場も隣接しており、いずれも2025年度の入場者数・来場者数がコロナ禍前の水準を上回った。
南港西2丁目の住民からは、フェリーターミナル内に新設された24時間営業のコンビニエンスストアや、ピーク時に8分間隔で運行されるようになった市バス26号系統の延伸を評価する声が上がっている。同じブロック内にある私立幼稚園2園では、2026年4月入園の待機児童が合計47人に上り、5年間で最長となった。
大阪市の不動産登記データ(2026年上半期)によると、南港地区のマンション中古売買は67件で中央値4,620万円を記録した。前年同期(2025年上半期)の41件・3,980万円と比べ、件数・価格ともに増加している。埋め立て海岸沿いの一戸建て住宅は平均6,200万円で、2023年比で1,100万円の上昇となった。地元3社の不動産ブロ―カーによると、シンガポールや香港を中心とした海外からの買い手が今年1月以降、7,000万円超の物件を8戸購入しており、空港へのアクセスの良さや、中心部の低地区と比べて台風リスクが低い点が購入理由として挙げられている。
購入を検討している方は、住之江区役所が毎週金曜日に更新する不動産公開ポータルで物件情報を確認するとともに、10月に予定されているフェリーダイヤ改正前に現地見学の予約を入れることをお勧めする。また、先月大阪府が公表した最新の洪水ハザードマップの確認も不可欠だ。南港西と内陸ブロックでは火災保険料に最大18%の差が生じる場合があるため、担当エージェントへの確認を怠らないようにしたい。
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Published by The Daily Osaka
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