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金利上昇への思惑が大阪の不動産市場で購買行動に変化
日銀のシグナルを受け、住宅ローンコストの再計算を迫られた大阪の購入希望者が、検討時期や物件の好みを見直しつつある。
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日銀のシグナルを受け、住宅ローンコストの再計算を迫られた大阪の購入希望者が、検討時期や物件の好みを見直しつつある。
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金利上昇への期待が高まるなか、大阪の住宅購入希望者が先月、契約締結を手控える動きを見せた。大手仲介業者への問い合わせ件数は5月比で18%減少。6000万円超の物件の内覧を先送りする一方、4500万円未満の小規模物件への申し込みを急ぐ顧客の姿が各社から報告されている。
7月3日に公表された日本銀行の6月の政策委員会議事録は、2026年末にかけての段階的な金融引き締めを示唆しており、地方金融機関の固定金利型住宅ローンは1.15%から1.45%へと上昇しつつある。2026年上半期を通じて前年比7%の価格上昇を支えてきた大阪市場は低金利環境に依存してきただけに、この変化は重大だ。毎月の返済額が継続的に増加すれば、市中心部の各区で初めて住宅を購入しようとする人々の購買余力に影響を及ぼすことになる。
梅田~難波間の御堂筋沿いで行われたオープンハウスへの来場者数は、6月最終週に目に見えて落ち込んだ。梅田では、阪急阪神不動産が新たに分譲した2つのマンションの初売り出し週末における予約率が62%にとどまり、2025年の平均85%を大きく下回った。天王寺区でも同様の傾向が見られ、あべのハルカス周辺の物件が市場に出ている期間は4月と比べて平均12日長くなっている。一方、金利上昇のシグナルが出て以降、指定区域内で住宅を購入する世帯に最大50万円の補助金を支給する「大阪市住宅取得支援補助金」への申請件数は22%増加した。
大阪府宅地建物取引業協会がまとめた取引データによると、大阪市中心部のマンション価格の中央値は6月に5280万円に達し、前年同月比で340万円上昇した。しかし現金購入の割合は31%まで上昇し、2023年以来の高水準となっており、金利動向に敏感な購入者が市場から退くか、借入比率を抑えた取引を選んでいることを示している。心斎橋筋沿いや大阪メトロ谷町線沿線の物件では特に落ち込みが顕著で、残る需要を取り込もうと平均210万円の値下げが行われている。
同協会のアナリストは、日銀が利上げ停止を示唆しない限り、こうした傾向が9月まで続くと見ている。固定金利型商品を検討中の購入者は、金融機関が9月の料金表を改定する前に申し込みを確定させることが推奨されている。天王寺や北区などのエリアで売却を考えるオーナーには、将来的な価格上昇への期待よりも既存の交通利便性を前面に打ち出し、早期成約に向けて物件の魅力を高めるよう助言が出ている。
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Published by The Daily Osaka
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